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『人類狩り』-ディーン・R・クーンツ

2005.11.16 *Wed
【あらすじ】
人類は星間戦争に敗北した。地上は焦土と化し、人類は絶滅寸前。人類に勝利を収め、高度な知能を持つ異星人“ナオリ族”は、人類の文明を研究すべく発掘作業を開始していた。

ある日、発掘現場の隊長フランは図書館の地下で、人類の生存者を見つける。その11歳の少年レオは、フランに怯えるわけでもなく、敵意も表そうとしない。「人類を見つけたら即刻拘束する」のが鉄則だったが、フランはレオを助けてしまう。

こうして、フランとレオの危険な逃亡が始まるのだった。やがて、<追跡者>が2人を追い詰めるために目を覚ます・・・。
タイトルのインパクトの強さに興味をそそられ読み始めたのですが、とても面白かったです。普段SF作品はまったくといっていいほど読まないのですが、なんかこれを機会にSF作品も読んでいきたいなぁと思わせる本でした。
 
SFは、宇宙とか宇宙人同士の戦争とか、話のスケールが大きすぎて混乱しちゃうというイメージがあるんですよね。あと、感情移入がしづらいような気がしてしまう。
この本も人類と異星人との戦争ではあるんですが、すでに人類は敗北し絶滅寸前まで追い詰められています。だから物語の主体はナオリ族にある。これは意外でした。人間ではなく、異星人の側から描かれてるというのは興味深かったです。
そして、ストーリーはナオリ族のフランと、生存者であるレオの2人のやりとりが中心になっているので、スケールが大きすぎることもなく、とても感情移入しやすかったですね。
 
フランとレオの関係はとても丁寧に描かれていて、時にちょっとユーモラスなシーンもあったりして、とても良かったです。フランが人類に抱いていた見方の間違いに少しずつ気付いていく心の動きや、レオがフランを人類を絶滅させたナオリ族として憎むのではなく、フラン個人として接する心の広さにとても感動しました。
 
戦争のきっかけというのは案外、この本で描かれているような、双方のすれ違いや行き違いで起こってしまうものなのかもしれない。そう思うと、なんだかたまらなく悲しくなりました。
 
フランとレオのやりとりや感情の動きはもちろん、追跡者から追われる緊張感や迫力も凄いです。手に汗握ります。終わり方は予想外で、少し変わってるけど、なかなかどうして考えさせられる作品でした。

クーンツの本は他のも読んでみたいな。
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里空(りく)

Author:里空(りく)
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映画と本とゲームをこよなく愛するインドア人間です(笑)。飽き性な性格ですが、『SUPERNATURAL』とJensen Acklesへの愛だけはまだまだ持続中!

2010年はマメな更新目指してがんばりま~す。・・・ま、マイペースにぼちぼちと、ね(笑)。














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